3/3 第4回コナチャレフィードバック会
3/3は第4回コナチャレフィードバック会の日でした。
フレンドメンバーは話を聞いているのみなので、久しぶりにブログ執筆が捗ります。
また東京マラソン出場された方、雨の中お疲れ様でした。
そのうち僕も晴れの日に出てみたいです。
- 竹谷さんのイントロ
- フィードバック模様
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1. 竹谷さんのイントロ
竹谷さんはロングの能力を高めていくにあたって、
“解決できる課題は何か”
を見つけることが大事と言います。
特にスイムでは、ちゃんとやっているつもり、が全然できていなかったりします。
腕がまっすぐ伸びているか、身体の軸がブレていないか、
そこが直すべき点かどうかを知ることができなければ、まず直すことはできません。
実際できているかどうかのフィードバックサイクルが必要で、
課題を見つけて動作の精度を上げていくことが必須です。
頑張る、では体力勝負するしかなくなってしまう。
目標のスピードを出せるように、自分の動作をコントロールすることが大事。
という話でした。
実際竹谷さんは動作改善により3種目ともタイムを伸ばしています。
年齢的にも体力向上の幅に限度がある中でさすがとしか言いようがありません。
毎回説得力あるなあ。

知るほどすごい竹谷さん
2. フィードバック模様
そしてレギュラーメンバーのフィードバックに移ります。
レース結果や今後のレース予定、目標タイムなどを見ながら、竹谷さんからアドバイスを受けます。
バックグラウンドや取り組み方も様々なコナチャレメンバーには実に多様な悩みがあります。
<須田さんの場合>
フォームとスピードを目的別にそれぞれメニューを組んでいるが、スピード練習の時にペダリングがきれいにできない。
漕いでいるうちに少しずつ座る位置が前にずれていってしまう。
フィードバック
「なぜそうなるのかを考えて、対策を試行錯誤しましょう。」
座る位置がずれるのはなぜでしょう。
それはお尻に前向きに動かす力が働いているからです。
その力はペダルを前から後ろに漕いだときに生まれているかもしれない。
ポジションが前乗りすぎ、サドルが前傾しすぎで自分の重みから生まれているかもしれない。
原因を自分で探りながら、思いつく解決策を試していきましょう。
うわあ正論、、
<孫ちゃんの場合>
4月の柳州が勝負。
練習量も増えてきており、本番ではペーサーを見つけて食らいついたり、最後は気合でコナをゲットする。
フィードバック
「レースでターゲットペースが出せるかどうかは練習で必ず確かめましょう。」
練習量も気合も良いことだが、出たとこ勝負でうまくいく確率は低いです。
目標ペースでフィニッシュできそうなことを事前に確かめておきましょう。
別にひとりアイアンマンをやる必要はありません。
それより短い距離や時間でもWや心拍、フォームの乱れなど、自身のパフォーマンスを測る情報はたくさんあります。
ぐうの音も出ない、、
<中野さんの場合>
順調に体力は伸びてきている。
しかしまだ長時間の練習になると途中でフォームが崩れてくることが課題。
フィードバック
「何がどう崩れるかをチェックしましょう。」
ランの練習としてペース走をすると思いますが、あれはただ苦しさに耐える練習ではありません。
もちろん体力をつける意味合いもありますが、課題のあぶり出しと捉えています。
始めは自分の思い描くペースやフォームで走ることができても、それが永遠に続けられるわけではありません。
続けられなくなってきたときに、どこが崩れてどう変わってしまうのか。
それをチェックするのがペース走です。
この目的の上では、ペース走は極端言えば、崩れたことが分かったらその時点で辞めてもいいです。
なるほど、、
<巽さんの場合>
ついに敬遠していたDHバーを取り付けてバイクに乗るようになった。
ただ強風でのDHポジションが怖いので、今後乗り慣れていくしかなさそう。
フィードバック
「煽られるのに慣れるのではなく、強風でも安定するポジションを取りましょう。」
慣れたら気持ちの問題は解決しますが、風への対策をしないとスピードが落ちてしまいます。
まずは上体を起こすと風を受ける面積が増えるので、低く保ちましょう。
また風でハンドルを取られるとコントロールできなくなるので、意識的に前輪に圧力をかけるようにしましょう。
あとは風が吹いてくる方向に体重を預けるテクニックもあります。
出た!能力者!
(参考:12/16 コナチャレ館山合宿2日目)
多様なフィードバックの中でやはり一貫していたのは、
“課題と原因を自分で考え、解決に向けて対策や確認をしましょう”
ということでした。
PDCAというやつですね。
考えたら自分で答えにたどり着けるような気もするし、
経験がないと分かりえないような気もします。
とにかくトレーニング論を多面的に見る良い機会でした。
コナチャレ面白い。
まとめ
各々勝負レースも決まってきており、いよいよレース話に熱を帯びてきました。
今後の展開が楽しみです。
自分も今年のレースで戦えるようにちゃんと鍛えよう。
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