12/16 コナチャレ館山合宿2日目
12/16 コナチャレ合宿2日目です。
この日も寒め。
- バイクコントロールのうまさ
- ヘトヘトのランの走り方
- コナチャレ合宿一番の学び
1日目はこちら
1. バイクコントロールのうまさ
この日のテーマは “ペース感覚” です。
バイクを約7kmずつ、W数を上げながら一定ペースを刻みます。
140W → 170W → 210W → 240W
を目安に漕ぐ竹谷さんに、みんなでドラフティングにならない間隔で着いていきます。
気付きがあったのは最後の240Wのとき、
竹谷さんの後ろで千切られないように必死で漕いでいたところ、
- 平坦 → 着いていける
- 上り坂 → 着いていける
- 下り坂 → 着いていける
- 風が吹く → 着いていけない!
風に煽られたときにいつの間にか差が開きます。
1日目にDHポジションを崩さないことを覚えたのに、それでも明らかな速度差があります。
(参考:12/15 コナチャレ館山合宿1日目)
力加減は変えていないはずなのに一体この差はどこから、、
合流してから聞いてみると、
「風が来る方向を予想して、体重を預けて力が釣り合うようにする」
とのこと。
え!風見えるの!?能力者!?
と思ってしまいましたが、木や葉っぱなど前方の揺れる物体である程度予想できるようです。
長年の経験がなせる職人技、、
僕が風に煽られて、こらえながら体勢を立て直しているうちに、
竹谷さんは外見上は、風の影響を受けることなく進んでいるのだからスピードに差が出るのは当たり前です。
風見えるようになりたい。
2. ヘトヘトランの走り方
ランでもテーマは “ペース感覚” です。
目標レースペースに対して15秒/k速いペースから始めて、2kmごとに15秒/kずつ遅くしていくビルドダウンの練習です。
だんだんペースを上げるビルドアップはよく聞くけど、ビルドダウンとは珍しい。
僕の場合はこのように設定しました。
4’15″/k → 4’30″/k → 4’45″/k → 5’00″/k
狙いは “ペースに合わせて必要な筋肉を動員すること” です。
1日目に歩くと走るの違いについて教わったのですが、
ペースを遅くするにつれ、走るフォームから歩くフォームに近づけていきます。
(参考:12/15 コナチャレ館山合宿1日目)
まずはいつもの感覚でランニング。
2kmで骨盤で逆脚を押し出す感覚を緩め、
4kmで前脚の荷重を少し弱めて、
6kmでさらに弱めます。
ここまで来ると脱力したジョギングという感じ。
いつでも万全なときのフォームで走るのではなく、
残り体力に合わせて使う筋力を抑える “省エネな走り” が大切といいます。
元気なフォームが保てなかったら終了、ではなく、
ペースが落ちてくるなりに食い下がるあの手この手が大事なようです。
3. コナチャレ合宿一番の学び
合宿一番の学びは意外とコナチャレの外にありました。
館山の合宿定番宿泊施設、ファミリーオ館山には別のトライアスロンチームも合宿に来ていました。
そこでコナを獲った知り合いの方がいたので立ち話。
僕「コナおめでとうございます!さすがです!」
Nさん「実力はまだまだだけど運が良かったかな」
僕「スイム短縮はラッキーだったんですかね」
Nさん「スイムは得意じゃないからそれも良かったと思う」
僕「いやー、本当にコナ獲れて良かったですね」
Nさん「まあ、この1年間はコナに捧げてきたからね、、」
普段は謙遜が多いこの方の “コナに捧げてきた” としみじみ発する言葉の重み。
コナのためにはこの重みが必要なのか、、
体力や技術の前に「絶対に獲る」というこの覚悟。
カッコ良くて震えます。
こんな重みを体現できるようになりたい。
絶対に獲る。
まとめ
テクニックから覚悟までたくさんの学びがあったコナチャレ合宿。
普段ひとりで練習することが多いですが、新たな気付きを得るためにたまには合宿も良いものです。
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