第8回 グリーンパークトライアスロンin加西(心の準備編)
オーストラリアを満喫した後は、関空に降り立ち加西トライアスロンに参加です。
贅沢な日々。
- 加西トライアスロンについて
- スタートリスト
- 前夜祭
1. 加西トライアスロンについて
去年も参加した兵庫県加西市のローカル大会です。
(参考:お祭り騒ぎの第7回グリーンパークトライアスロンin加西)
加西市長も走るお祭りレース。
今年は2020年を意識して、パラの種目を充実させたようです。
そしてため池を泳げる珍しいレース、とのこと。
渡良瀬トライアスロンの貯水池を思い出します、、
(参考:6/17 2018東京都トライアスロン渡良瀬大会(さよならローザンヌ編))
ため池楽しみます。
2. スタートリスト
スタートリストチェック!
個人は234人の参加です。
男女比

男9割に見慣れてきた
男女比は89%:11%です。
さほど特徴なし。
年代別人数

いつもより少々若め
いつも通り40代が多いです。
30代と50代とでは、最近のスタートリストでは50代の方がやや多い印象ですが、
今回は30代の方が参加人数が多いです。
若めの大会ということでしょうか。
僕も30代なのでそれだけ同年代の競合が多いということでもあります。
くわばら。
居住地域
6割が兵庫県、2割が大阪府、残りはバラバラです。
ローカルの大会という感じです。
新幹線の主要な駅や空港から近いとは言えない立地のため、遠方からの参加が難しいことが大きな要因かと思われます。
目標
ざっと見たところ実力で勝てなそうな選手が全体で6人ほど。
年代で3位、総合で一桁順位を目標とします。
3種目通してビルドアップを心掛けて、最後のランで追い込む展開にします。
3. 前夜祭
前夜祭のパネルディスカッションとして、パラ日本代表選手3名のお話を聞ける機会がありました。
PTVIカテゴリ(視覚障がい)の円尾選手
PTSカテゴリ(下肢切断)の秦選手
PTWCカテゴリ(下肢障がい)の木村選手

右から円尾選手、秦選手、木村選手
第8回グリーンパークトライアスロンin加西 大会冊子
内容はトライアスロンを始めたきっかけや、普段苦労していること、トライアスロンに感じる魅力や、今後の目標などでした。
回答は三者三様でそれぞれの感じ方や悩みがあるのだと感じました。
円尾選手は、運動が苦手だけど日本代表になれるチャンス!というノリで始め、視覚障がいゆえにプールサイドに行くことにもハードルを感じながらも、レース後の仲間との一杯を楽しみに日々の鍛錬に励みます。
秦選手は、勇ましく立つ義足のトライアスリートの姿に憧れて始め、時折出る義足接続部の痛みに対処しながらも、レースや練習が生み出す人のつながりを大切にして競技に打ち込みます。
木村選手は、競泳の世界から転向し、専用の手漕ぎバイクやラン用車椅子の運搬に苦慮しながらも、レース当日までの妥協のないマネジメントを楽しみます。
本当に様々です。
しかしその中で共通していたことが、
感謝を伝えたい
認知を広めたい
の2つでした。
競技に専念できる環境作りに協力してくれる関係者への感謝。
パラトライアスロンという競技があり、そこで選手が活躍していることを世に知ってもらうという認知。
さすがプロ意識が違うなあ、と思う反面、トライアスロン関係者全てに当てはまる大事な要素であるなとも感じました。
たとえエイジグループの中であっても、トレーニングやレースへの参加を支えてくれる人への感謝は競技を長く続けるには必要なことであるし、
世の中にトライアスロンの存在を認知してもらい、興味を持ってもらうことが、トライアスロン競技の未来につながります。
トライアスロン選手はかっこいい
日本は強い
トライアスロンは面白い
ポジティブなものであれば何でも良いですが、認知はパラに限らずトライアスロン界のキーワードであると感じます。
実際トライアスロンはまだそのフェーズ。
みたいなことを妄想する前夜祭でした。

豪華なカーボパーティー

じゃんけんが異常に強い市長

加西市のマスコットねっぴー。どの辺がねっぴーなのか全く分からない
まとめ
今年最後のショートレース。
目標は外さず、楽しんできます。
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