8/26 木更津トライアスロン(念願の表彰台編)
木更津トライアスロンに参加してきました。
今年まだ乗っていない表彰台目指して頑張ります。
- 木更津トライアスロンについて
- レース模様
- トライアスロンの醍醐味
1. 木更津トライアスロンについて
木更津トライアスロンは、コナチャレでもお世話になっているLumina主催のレースです。
その最大の特徴は何と言っても、陸上自衛隊の基地を走り回れること。
キャッチコピーも「ひっろーい滑走路を走る、爽快感。」です。
飛行機の滑走路を走れるとはなんとも贅沢なコースです。
狭くて抜かすのが大変、砂利でスリップしやすい、なんてことがありません。
当然フラットコースなので、TTバイク向きです。
これは良い。
スタートリストを見るとなんとオリンピックディスタンスは1500人もの参加者!
スプリント、リレーと合わせたら合計1900人に上ります。
これはエリートレースもある最大規模の横浜より大きな数字、、
恐るべし滑走路、そして集客力。
当日は晴れ予報で、夏真っ盛りなレースになりそうです。
そして何より大阪のチームメンバー、東京のチームメンバー、コナチャレメンバーなど多数参加で楽しみです。
お祭りお祭り。
2. レース模様
過去のリザルトを見てみると、スイムがやや短めのようです。
スイムが苦手な僕としては有利な展開です。
そして当日!
「暑いから距離変更になりました」
ええー!!
気温が高すぎるので距離短縮のようです。
スイム:1.5km(変更なし)
バイク:40km → 26.6km(短縮)
ラン:10km → 5km(短縮)
これは、、
かなり困る、、
苦手なスイムはそのままに、得意のバイクとランが短縮になってしまいました。
表彰台狙えるかな、、
なんとも不安なスタートとなりました。
<スイム>
フローティングスタートしますが、とにかく人数が多い!
少ない方へ逃げてコース取りしていくと大回り。
かと言って良いコースは大混雑。
少々大回りして泳ぐことにしました。
前に出る泳力があれば問題ないのになあ、、
今回はプッシュを意識したフォームで泳ぎます。
プッシュの局面で手のひらが最高速度になるように。
最後に後ろにかめはめ波を撃つ感じ。
かめはめ波撃ったことないけど。
ヘッドアップは4掻きに1回入れます。
試しに8掻きに1回に変えてみると、やはり進行方向が曲がっています。
どんだけ真っ直ぐ泳げないんだ、、
とにかくヘッドアップの頻度はこのくらいは必要です。
人数のせいか後半まで周りと接触することが多かったですが、
ペースを落としたり上げたりして、意識してポジションを取るようにしました。
バトルを始めて無駄な体力を使わないように注意です。
泳力の向上はいまいちですが、ここは成長したところ。
そこそこ体力の残った良い状態でスイムフィニッシュ。
26:57(155位)でした。
<バイク>
バイクは噂の滑走路です。
想像以上に広い広い。
横並びに走ったら片道10台はいけそうな道幅です。
コースはフラット6周40kmから4周26.6kmに変更。
なかなかのハイペースな展開になる予感、、
背中を丸めないようにポジションを取りながら回します。
(参考:前傾姿勢を身に付ける – EndureLifeでの測定②)
しばらく走っていると前方にチームメイトを発見します。
スイム勝負に負けた、、!
「負けたー!!」
と言い残してパス。
悔しいですがこういうのも楽しいです。
その後ポジションを崩さぬよう漕いでいきますが、暑い暑い。
照り返す日差し。
そしてひっろーいゆえに日陰がどこにもない、、
とりあえずドリンクで水分補給をしよう、、
あったかい!
そしてまずい!!
自分の冷却のみならず、ドリンクにも暑さ対策が必要なことを身をもって学びました。
次から「やや冷たい」になるように氷入ておこう。
気付けば心拍数169と、基準の161よりだいぶ高くなってしまいましたが、
この暑さ、この短距離を考えると適度な強度。
気持ちの良いコンディションでバイクフィニッシュ。
45:18(9位)でした。
<ラン>
ジェルを流し込んでから5kmのランスタート!
まずはキロ4分、そして後半上げていく作戦です。
走り始めて500m、
もう身体に違和感が、、
内臓が重い、のどが渇く、、
ジェル一気飲みと初期の熱中症から思うようにペースを作れません。
キロ4:10に落として様子を見ますが、心拍が落ち着いてきません。
ペースが上がらない、、
エイドで水をかけてもらったり、スポーツドリンクを飲んだりしますが回復しません。
今日はこのペースだな、、
キロ4:20で刻んでいきます。
周りを見るとみんなしんどそうです。
最高気温36度の破壊力たるや。
少し前を走る大学生に勝ちたい!と思いつつも、なかなか差が縮まりません。
スタミナ切れで両者まともなパンチを繰り出せないボクシングのよう。
お互い疲労困憊です。
水をかけ、ドリンクを飲んでも、うだるような暑さの前に為す術なし。
いつもはダッシュで駆け込むフィニッシュも、今日は振り絞る元気がありません。
結局大学生との差は詰められずにそのままふらっとフィニッシュゲート。
猛暑の厳しさを思い知りながらランフィニッシュ。
21:07(25位)でした。
<結果>
1:33:22(34位)
年代別3位
元気の良い大学生達には歯が立ちませんでしたが、年代別3位の表彰台!
スイムや暑さ対策など課題はたくさんありますが、目標の年代別表彰台が達成できたのは満足です。
(参考:謹賀新年)
3. トライアスロンの醍醐味
今回の課題はこの辺。
- スイムの記録がほぼ伸びなくなっている。個人の知識では限界を感じるのでスクール通って泳ぎこむ。
- 4ストロークに1回のヘッドアップは必須。
- バイクのポジションは良くなっている。ローラーと実走どちらも引き続き。
- 暑すぎる日は飲み物を冷たくしておく。まずくて飲めないとランに支障が出る。
- ジェルの一気飲みはしない。
- 水分補給はこまめにこまめに。
そして今回何より感じたのはトライアスロンの醍醐味。
色んなチームの人が参加して、レースで張り合って、健闘を称え合って、それぞれまた次の目標に向かう。
「お久しぶりです!今日は頑張りましょう!」
に始まり、
「彼は約4分先、、ラン2周目までには絶対追いつく!」
レースが終われば、
「いやー、ランで背中が遠すぎて心が折れましたよ、、」
そして、
「次に会うのはフルマラソンですかね、負けませんよ!」
互いの本気の発表会がこの歳でできるのはとても幸せです。
トライアスロンは個人競技ですが、チーム所属を強くオススメします。
以前トライアスロンの面白いポイントをまとめてみましたが、ここに
「本気の自己表現ができる」
を追加です。
(参考:トライアスロンのここが面白い)
毎回自分主導のビッグプロジェクトをやっている興奮です。
トライアスロンもっと広めたい。
まとめ
選手、応援、運営、協賛の方々、大変暑い中お疲れ様でした。
ホームページ、事前受付、前日当日の流れ、当日進行など、
ビギナーから上級者まで楽しめる非常に丁寧な大会でした。
次はいよいよゴールドコースト。
これが終わればショートとしばらくお別れです。
アイアンマンこんにちは。

年代3位の景品。ゴルフに大仏って、、えええ!?