6/17 2018東京都トライアスロン渡良瀬大会(さよならローザンヌ編)
お久しぶりです。
少し時間が経ってしまいましたが、渡良瀬トライアスロンに参加してきました。
オリンピックディスタンスでJTUのポイントを狙いに行く勝負レースの位置付けです。
- 勝負レース
- レース模様
- 今後に向けて
1. 勝負レース
この渡良瀬トライアスロン、今年のオリンピックディスタンスで唯一年代3位以内を狙えそうな勝負レースです。
これまでのODレースの年代別の成績は
- 石垣:中止
- 横浜:5位
- 潮来:4位
と3位まであと一歩。
そして今年のJTUポイント対象のODレースは、残すところこの渡良瀬のみです。
背水の陣。
(参考:2018年出場レースとピーキング)
スタートリスト上では、2人には勝てなそう。
あと2人は死に物狂いでやれば何とか戦えるレベルです。
ギリギリの戦いです。
何とか3位を獲りたい。
2. レース模様
5月の三連戦から、休んで、追い込んで、休んで。
コンディションは良好です。
スイムとバイクは確実にビルドアップ、ランはガンガン無理する作戦です。
<スイム>
スイムは貯水池を375m行って帰って、2往復するコースです。
足元も見えなければ、手元も見えません。
噂には聞いていましたがなかなかの濁度。
スターターを務めた板倉町長の栗原さんからも
「普段泳ぐことはない池ですが、勇気を持って泳いでください」
と謎の激励。
空気も温まったところでスイムスタートです。
波はなく、特段寒くもなく、とても泳ぎやすいコンディションです。
穏やかだったため、大きなフォームを意識して泳ぎます。
潮来のようにバトルが始まらないように、接触したら大きく前に出るか、斜め後ろでドラフティングして対処します。
悪くないレース展開。
折り返してしばらく泳いでいると、徐々に左にコースアウトしてしまいます。
真っ直ぐ泳いでるつもりなのにな、、
またしばらくして気がつくと左に。
真っ直ぐ泳げない、、
そんなことをしている間に後ろのウェーブの人に抜かれ始めます。
ウェーブの間隔は2分で、1往復しないうちに抜かれたということは、、
速い人と6分以上は差ついてるな、、
速い人が20分で上がるとしたら、今のところ27分くらいのペース?
と余計なことに考えを巡らせます。
その後も左に逸れては戻るジグザグな泳ぎになってしまいます。
8ストロークに1回ヘッドアップを入れているのですが、それでは足りなそうです。
自分の泳ぎ方も悪そうですが、、
今日もスイムのタイムは期待できないか、、とスイムフィニッシュ。
28:25(58位)でした。
<バイク>
ここからが勝負!と張り切ってバイクスタート。
池の平坦コースを5周するTTバイク向けなコースです。
勝負レースなだけに、3つの対策をして臨みました。
対策その1:ヘルメット
チーム内でエアロヘルメットがブームになっていたので、便乗して買ってしまいました。
その名もAERO-R1!!
軽い!
涼しい!!
エアロ効果!!!
とチームも大盛り上がりのヘルメットです。
さらばAmazon最安値(これもカブトですが)。
対策その2:DHバーの角度
TTバイクのポジションには大満足していたのですが、ひじの角度は90度くらいが良いと聞き、角度を修正しました。
デビュー時はバーが水平になるように合わせており、ひじの角度が直角より広くなっていました。
15度くらいバーを引き上げてみました。
対策その3:スネ毛
スネ毛を剃るとエアロ効果があるらしい、ということで剃ってみました。
剃り損では困るため、バイク速い方数名に聞いたところ、剃った方が良いらしいとのこと。
また調べてみると、Specializedの風洞実験では、脚の毛を剃ると40kmのライドで約70秒速くなるという結果が。
ほんとかな、、
十三峠十三分切り
【速く走るための風洞実験・エアロ効果①】身体各部の毛を無くすと?
これで速くなれそうです。
走ってみた実感としては、ヘルメットとスネ毛は空気を受ける感じではなく、流れる感じに変わりました。
そしてDHバー角度の調節により、自然な前傾姿勢が取れるようになりました。
これは大当たりです。
そのおかげか、最後までヘトヘトにならずに回し続けることができました。
好感触に喜びながら気持ち良くバイクフィニッシュ。
1:05:17(5位)でした。
<ラン>
ランはガンガン無理する作戦なので、真の本番はここからです。
幸いバイクの疲労も気にならず快調にランスタート。
スイムで出遅れてるから前に4人いるはず、、
ゼッケン番号の近い選手を見逃さないようチェックします。
2周回のコースの1周目。
キロ4分を超えないようにある程度のペースを維持して走っていきます。
ガーミンの表示はキロ3:50と3:55を行ったり来たり。
良いペースです。
心拍がじわじわ上がってきます。
しかし同年代の選手を一人も見かけません。
いったい何分差なんだろう、、
バイクで抜けるほど甘くはないはず、きっと前にいる、、
不安を感じながら2周目に突入しようというところ、
折り返しで同年代の選手を発見します。
やっと見つけた、、!
気持ち元気になって、さらにペースを上げていきます。
キロ3:45
これで5kmもつのか、、?
しかしこれは勝負レース。
絶対に負けられません。
じわりじわりと背中が近づき、残り約3km地点でパス!
あと一人!
ペースを維持し、残り2kmでもう一人も捉えます。
グッとペースを上げてパス!
勝利は目前!
ラスト1kmはペースを落としながらも執念のゴール。
大健闘です。
力を出し切ってランフィニッシュ。
38:38(9位)でした。
<結果>
気になる結果は、、
2:12:20(9位)
年代別4位
あれ、、
年代別4位、、?
ライバルの2人は抜いたのに、、
どうやら地元の速い人が潜んでいたようです。
これは想定外です。
最後のODポイントレースでも3位は獲れず。
レース内容は良かったのですが、、
うーん、残念。
30代の壁は厚い。
これで2019年のOD世界選手権出場はなくなりました。
まあコナを目指すので、来年はODに出ている場合ではないのですが、、
(参考:コナ目指します – KONA Challenge supported by MAKES)
それでも出場権利は欲しかった。
さよならローザンヌ。
3. 今後に向けて
精一杯出し切ったと言えるレース内容ではありましたが、課題はたくさんあります。
次の宮島に向けて考えて鍛えます。
- スイムがとにかく課題。チューブ引き、インターバル、フォーム改善、できることは全てやる。
- スイムレッスンに行く。一人の練習では頭打ち。
- ヘッドアップの頻度を4ストロークに1回に増やす。
- 毎朝のストレッチと筋トレを当たり前にする。タバタタイマー復活。
(参考:筋トレ、ストレッチにはタバタタイマー)
前回課題にあげた、ローラー台と長距離ブリック練習は始めています。
いい感じ。
(参考:5/27 第32回潮来トライアスロン全国大会(充実のレース編))
まとめ
バイク、ランの成長を実感しつつも、3位獲れずの悔しい結果に終わってしまいました。
引き続きミドルディスタンスやローカルレースにて表彰台を狙っていきます。
ご当地ラーメン食べたかった。
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