モチベーションはどこにあるか
八田さんのブログ ”八田益之ブログ 〜トライアスリートのエスノグラフィー” の中でモチベーションについての記事があり、その中でころトラを取り上げていただきました。
ありがとうございます!
八田さんのブログ
モチベーションがあるとかないとか、高いとか低いとか言うけれど、
モチベーションとは一体何者で、どうやって動かせるものか非常に考えさせられる記事です。
さすが考えるトライアスロン。
自分にとってのモチベーションが何なのか整理してみました。
皆さんが日常で仕事、プライベートで活動するモチベーションは何でしょうか。
- モチベーションとは
- 自分の場合
- 結局の大事なのは
1. モチベーションとは
普段何気なく使う ”モチベーション” という言葉は一体何なのか。
八田さんの記事 ”モチベーションの3段階と「きっかけ」について” では下記のように解釈されています。
- あるキッカケがあって、行動を開始した、そのキッカケがモチベーション (辞書の1つめ)
- ということは、その行動によって実現したいものがあるんだろう、それもまたモチベーション (新設)
- その行動の実行度合い、強弱も、またモチベーション (辞書の2つめ)
八田益之ブログ 〜トライアスリートのエスノグラフィー より
モチベーション = 動機 = 人を行動させる契機
とすると、モチベーションは
- 行動のきっかけ(何で始めたの?)
- 行動の目標(どこに向かうの?)
- 行動している強度(いわゆるモチベーションが高い、低い)
の3つの意味合いがあるということ。
例1:彼女欲しい男子の場合
- きっかけ:女の子と話したら楽しかった。男友達が彼女できて幸せそうなのを見た。
- 目標:彼女を作る
- 強度:友達に紹介してもらった。合コンに行った。LINEをまめに送っている。ファッションに気を遣うようになった。
モチベーションは?と聞かれたら1,2どちらも回答として成り立つし、3を見てモチベーション高いな!のようになります。
例2:転がるボールの場合
- きっかけ:誰かに押されたんです。
- 目標:いや、特にないです。
- 強度:加速することはありませんが、1秒に1m進んでます。
ちょっと分かりにくい例えになってしまいました。
とりあえず、きっかけ、目標、強度の3つがあるということです。
2. 自分の場合
自分にあてはめて考えてみました。
例3:自分がトライアスロンを始めたモチベーション
- きっかけ:関西転勤で友達がいなくてチームに入った。
- 目標:一緒に運動する友達を作る。
- 強度:チームイベントに参加する。個人練習する。
例4:自分がコナを目指すモチベーション
- きっかけ:コナチャレのフレンドメンバーに選出された。
- 目標:競技の高みに到達する。トライアスロン界に影響する人間になる。
- 強度:1日2時間練習する。定期的に発信する。
今は自分でモチベーションが高い自負がありますし、内容に違和感ありません。
3. 結局大事なのは
自分のコナに対するモチベーションが高い状態なのは喜ばしいことですが、コナに行けるかどうかは全くの別問題です。
十分なモチベーションがあるから安心、ではなくて、いかに行動が伴うかが最も重要です。
コナに行けるかどうかは、コナに行くための行動をするかどうかにかかっています。
「コナ行くぞ!うおお!」
は精神的な短距離ダッシュのようなもので、何年も維持できません。
モチベーションの高さを気にするより、モチベーションのことを考えずとも自然に練習する日常が理想です。
そういう意味で、分かりにくかった ”例2:転がるボールの場合” は目標達成にはとても適しています。
いま転がっているから、これからも転がる。
モチベーションの高低に関わらず、とにかく転がっている。
(参考:慣性の法則と地図)
彼女作りに燃える男子よりも、淡々と進むボールのほうが個人的に好みです。
モチベーションの維持よりも、必要なことを習慣化することに重点を置きたいと思います。
ちなみにやる気って ”出たら行動する” 、ではなく、”行動したら出る” ですよね。
まとめ
モチベーションの話から、結局習慣化が大事という持論を持ち出してしまいましたが、他の方の記事を読んでアウトプットするのはとても刺激になります。
これもトライアスロンをしたり、ブログ発信をする立派な ”モチベーション” です。
覚醒のレビュー続編も書かないとなあ。