箱根駅伝ランナーのランニングフォーム

2018年も箱根駅伝が熱かったですね。

青山学院大学強すぎる。

4連覇おめでとうございます。

速いランナーを間近で見ると大迫力なだけではなく、速い理由が伝わってきます。

  1. 蹴り
  2. 着地
  3. 前傾
  4. 脚の開き
  5. 腕の振り
  6. 体格

 

1. 蹴り

まず蹴り方がとても美しいです。

あれだけのスピードが出ているのに、力をほとんど入れていないかのようです。

骨盤、上半身がブレずに腰を前に進めていきます。

もも上げをするでもなく、脚を前後に振るでもなく、下腿で骨盤を前に押し出す動作です。

常歩(なみあし)の考え方が当てはまるかと思います。

参考:スポーツ選手なら知っておきたい「からだ」のこと(ラン編)

2区 東洋大学 相澤選手の蹴り

9区 青山学院大学 近藤選手の蹴り

近藤選手のシューズがかっこいい、、!

 

2. 着地

着地が見事なアウトエッジです。

僕は小さい頃から拇指球(親指の付け根)に体重をかけると一番力が入ると教わってきましたが、それは正しくありません。

足の裏の接地面に均等に体重をかけると、真っ直ぐで自然な走りができます。

裸足で足跡つけるとカタカナのフの形になります(右足)が、そこに均等にかけるイメージです(かかとは浮くことになりますが)。

そうするとやや外側に寄った着地になります。

体重をかけるべきは拇指球ではなく、親指以外の付け根と考えるとよいです。

参考:スポーツ選手なら知っておきたい「からだ」のこと(ラン編)

2区 東洋大学 相澤選手の着地

9区 青山学院大学 近藤選手の着地

 

3. 前傾

背筋を伸ばし、上体を前傾して走っています。

胸を前に押し出していますが、あごは引きます。

前傾した分、重力で倒れる力を推進力に変えています。

2区 東洋大学 相澤選手の前傾

9区 青山学院大学 近藤選手の前傾

 

4. 脚の開き

歩幅が大きいので大股で走っているのだろうと見てみましたが、さほど脚を大きく開いていませんでした。

選手の股関節は当然柔らかいのだと思いますが、大きく開いて歩幅を稼ぐのではなく、あくまで力が入る自然な開きでした。

2区 東洋大学 相澤選手の脚の開き

9区 青山学院大学 近藤選手の脚の開き

 

5. 腕の振り

腕の振り方は選手で様々でした。

前後に大きく振る選手、手が内側に入る選手、ほとんど動かさない選手など。

このトップレベルでバラバラということは定石はないと考えてよいかと思います。

ただし、体幹をブラさないようバランスを取ることは必要です。

手を後ろに組んで走ってみると分かりますが、上半身が回ってしまって安定しません。

その力を打ち消し、重量バランスを整えて安定させる意味で腕の振りは重要です。

上体がブレなければ振り方は自由といったところでしょうか。

 

ちなみに肩甲骨を動かし、その力を脚に伝えるために腕はしっかり振るべきという考え方もあります。

しかし見た限りでは、気張って腕を振ったり肩甲骨を動かしている人はいませんでした。

あくまでリラックスして良い姿勢を保つような振り方でした。

 

6. 体格

細いです。

痩せすぎで心配になってしまいそうなくらい細いです。

無駄な脂肪、筋肉すらもそぎ落としたような身体をしています。

骨と遅筋だけでできていそうです。

脚は比較的しっかりしていますが、それでも細いです。

マラソンに特化すると、とにかく体重は軽い方が有利なのだと思わされます。

当たり前ですが、スイムとバイクは速くなさそうです。

 

まとめ

持ちタイムを見ると皆さん10kmを28~30分程度で走ります。

一度で良いからそれくらいのペースで走れるようになってみたいものです。

選手、応援、関係者の方々、お疲れさまでした。

今年はアンパンマン号が話題になりましたね。

 

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