こだわりアイテム4:LWC 50mmSLカーボンクリンチャーホイール
今回ご紹介するのはホイールです。
「南丹のような真っ直ぐなコースで力を発揮するディープリムホイールが欲しい!」
ということで探し始めました。
- LWCって?
- 軽っ!
- 気になる性能
1. LWCって?
ディープリムホイールが欲しかったので、チームの人のホイールを観察します。
かっこ良かったのがカンパニョーロのボーラワン。
王道ホイールです。
これにしようかなと思って調べてみると、なかなかのお値段。
25万円です。
正直高すぎる。。
今乗ってるバイクより高いなんて。。
まだまだ常識的な金銭感覚は持ち合わせています。
ホイールに25万円出すなら、5万円のハイグレードなウェットスーツ買います。
2万円のハイグレードなランシューズ買います。
そんなわけで憧れのボーラワンは断念します。
お手ごろなホイールないかなあ。。
ある日、チームのバイク好きな人(バイク王子)に聞いてみると、
「それならLWCのホイールがいいよ」
とのこと。
それを聞いた隣のバイク好きな人(バイク魔人)も
「LWCは実業団でも結構使われているらしい」
とコメント。
LWCが何だか分からないまま、
「そしたらLWC買います!」
という流れになりました。
LWCのホイールってなんでしょうか。
LWCは通販サイトの名前で、Light Weight Carbon = 軽いカーボン というずいぶん直球な名前してます。
海外生産品を輸入する、いわゆる中華カーボンです。
中華カーボンは品質に当たり外れがあると聞きます。
少々不安になりつつレビューをあれこれ読んでいくと、LWCは中華カーボンの中でかなりの高評価。
これはあり!ということでLWCの50mmのホイールを買うことにしました。
気になるお値段は99,800円!
ホイールに10万円と考えると安くはないですが、それでもボーラワンの半分以下です。
10万円ならありだな。。
また軽さも際立っており、前後輪の合計重量が1,370gです。
ボーラワン50は1,485gなのでLWCの方が111g軽いです。
これまで使用していたコスパ最強と謳われるカンパニョーロのゾンダは1,596gで、226gの差。
これは漕いだときに軽さが実感できそうです。
期待してポチリ。
2. 軽っ!
入荷まで2週間程度かかると連絡が来ていましたが、1週間強で到着しました。
大会までまだ余裕あり。
助かります。
到着して、箱開けて、取り出して、
「軽っ!」
驚きの軽さ。
これプラスチックのおもちゃじゃないかっていうくらい軽いです。
コンコン叩いても空洞の軽い音。
「これでよく自分の体重+バイクの重さの約80kgを支えられるなあ」
と感心しながら装着しに行きます。
ホイールが若干大きいのか、タイヤがきつくてはめにくいと聞いていたのでプロにお任せ。
いつものベックオンでつけてもらいました。
見た目もかっこ良くなりました。
準備完了です。
3. 気になる性能
乗ってみてまず感じたのが、
漕ぎ出しが軽い
さすがカーボンといったところです。
ゾンダから履き替えたのでリムは2.5cm程深くなっているのですが、それでも重量は200g以上軽くなっています。
35~40km/hの巡行スピードまでスイスイと速度が上がります。
「ホイールによってこんなに感覚違うのか!」
とニヤニヤが止まらないわたし。
また、巡行スピードに達してからも無理なく漕ぎ続けられます。
力まずくるくる回せば速度維持できます。
エアロ効果すごい。
「このホイール、大当たり、、!」
ただし、弱点もあります。
LWCというよりカーボンディープリムホイールのそもそもの弱点なのですが。。
まず、横風には弱いです。
風が横から吹いたときには、ホイールの部分が煽りを受けていることが感じ取れるくらいに力が加わります。
そしてスピードが上がらなくなります。
リムの浅いホイールよりも顕著に横風の影響が出ます。
また、ブレーキの効きが弱めです。
カーボンを傷つけないようなブレーキシューを使用しているためです。
カーボンホイールの宿命ですね。
雨の日は極力乗らないようにします。
まとめ
LWCのホイールは漕ぎ出しが軽く、巡行速度維持もしやすい優れものでした。
軽さゆえ、50mmのリムなのにヒルクライムでも充分やっていけます。
実際ゾンダより軽いため、僕の手持ちホイールでは、上りもストレートも全てのシーンでLWCが活躍することになります。
これがボーラワンの半分以下の値段で買えるなんて感激です!
予算は限られているけどディープリムに乗ってみたい方、軽量ホイールで登山したい方はぜひどうぞ。