7/30 いきいき富山トライアスロン大会
2017年の第6レースは富山です。
険しい上りで有名な大会です。
- いきいき富山トライアスロン大会について
- レース模様
- 次に向けて
1. いきいき富山トライアスロン大会について
この ”いきいき富山トライアスロン大会” は上りだらけのコースです。
海で泳いだ後、ゴールはなんと山の上。
バイクの後半から600mもの高さを上ります。
そしてランも激しいアップダウン。
レース前からビビりまくりです。
開会式の挨拶でも
「このレースを完走できたら、国内のオリンピックディスタンスのレースは全て完走できます」
とのことでした。
どんだけキツいコースなんだ。。
よく言えばヒルクライマーにはたまらないコース、といったところでしょうか。
コース下見も兼ねられるように、ゴールのある山頂付近のホテル、山の宿やまびこに泊まりました。
やまびこへ向かう道中、上っても上ってもまだ上り。
「これ、自転車で上り切ることなんてできるのか、、?」
と冷や汗。
標高差で気温もヒンヤリです。
2. レース模様
<スイム>
レース直前に浜辺でチームの人と喋っていると、運営の方から声をかけられます。
「えいえいおーのかけ声やってもらえませんか?」
これは無駄に目立てるチャンス!と思い快諾。
緊張しましたが普段出さない大声を出します。
「皆さん一緒にお願いします!」
「完走目指して頑張りましょう!!」
「えい、えい、おー!!!」
みんな「えいえいおー」やってくれた。。
ありがとう。。
初めてのえいえいおー体験でした。
「めっちゃ速い人に思われてるんじゃないか」
「スイム上位で帰ってこないと恥ずかしいな」
なんて談笑しながらスタート。
良い具合にリラックスできました。
スイムは750m ×2周のコースです。
レース前に、スイムにもドラフティングがあるらしいということを聞いたので試してみました。
前を泳いでいる人の斜め後ろ、腰の横あたり、邪魔しないように位置どります。
「楽、、なのか、、?」
水の抵抗についてあまり実感はできませんでしたが、良いところはありました。
まず、迷子になることはありません(前の人が迷子にならない限り)。
それから前の人がペースメーカーになるので同じくらいの速さの人がいると非常に泳ぎやすいです。
いつも単独になる方は、たまには誰かと一緒に泳いでみるのはどうでしょう。
程良いペースでスイムフィニッシュ。
27:43 (55位) でした。
<バイク>
気持ちの余裕があるとトランジションも落ち着いてできます。
難なくこなし、バイクスタート。
バイクは海岸から山の上までのワンウェイコースです。
前半20kmはフラットで、後半で一気に険しくなるコースです。
前日に後半の上りを見てしまったため、緩めのペースを心がけます。
「心配しなくても後で激坂が待っている」
と言い聞かせ、抜かれても焦らず走ります。
20km地点、さあいよいよ上り!のところで踏切登場。
富山ルールでは、踏切は足をついて一時停止しなければなりません。
ストップアンドゴーならぬストップアンドアップ。
なかなかしんどいです。
そして坂の途中に踏切はさらに2ヶ所あります。
電車が来てしばし休憩になった人いたりするのかな。。
踏切を渡って激坂を上ります。
「温存、温存」
と唱えます。
「温存、温存」
(まだ2kmしか進んでない。。)
「温存、温存、、」
(まだ3kmって、、)
「温存、おんぞ、ん、、無理っ!!!」
早くも息が上がります。
長い長い上り。
ダンシングしたり、
前傾姿勢で漕いだり、
上体を起こして漕いだり、
何とかやり過ごします。
時々訪れる平坦が至福。。
果てしなく続く上りでしたが、上りに上ってついに37km時点。
あと3km上りきれるのか。。
と思ったところでゴール!
「あれ、短め?」
少し得した気分でバイクフィニッシュ。
1:22:18 (19位) でした。

長い長い上り
<ラン>
ランは3km ×3周のコース。
9kmでした。
その分アップダウンがきついということで。。
ラン開始早々そびえ立つゲレンデ!
まさかここ上るの、、?
冬はリフトで登るところをランニングとは。。
ゲレンデを3回も駆け上り駆け下りる、貴重な経験をさせていただきました。
上りで歩いている人多数でしたが、
「一度歩いたら走れなくなりそう!」
と思い足を止めないよう踏ん張りました。
最後は下り坂を勢いに任せて元気にランフィニッシュ。
39:30 (14位) でした。
<結果>
気になる結果は、、
2:29:31 (16位)
年代別3位!
ポイント獲得4大会目きたー!
これで合計32ポイント!
目標の29ポイントを超えました。
計算では10位以内に入れるはずです。
あとは神頼みです。
よろしくお願いします。

かわいい完走賞
3. 次に向けて
達成感と共に気持ちよくゴールできた ”いきいき富山トライアスロン大会”。
まだまだ新しい発見はあります。
- 同じペースの人がいたらスイムのドラフティングはあり。嫌がられないように交互に前に出る。
- スイムのコースどりは速い人を目標にしたら間違いない。
- 抑え目のペース配分の方が余裕をもってレース運びができる。バイク40km, ラン10kmより少し短かったため思い描いていた配分より余力が生まれた。
- しかし上りは頑張る方が良い。バイクもランも上りのときにタイム差が生まれやすい。
まとめ
夏のゲレンデを駆け上がりたい方、ヒルクライム好きの方なら富山がおすすめです。
どのあたりが ”いきいき” なのかは最後まで分かりませんでした。
帰りに食べた富山ブラックラーメンは塩分強めでした。

富山ブラックラーメン
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