7/16 ひわさうみがめトライアスロン
2017年の第5レースは徳島県の日和佐です。
ウミガメが産卵しに来る綺麗な海でトライアスロンです。
- ひわさうみがめトライアスロンについて
- レース模様
- 次に向けて
1. ひわさうみがめトライアスロンについて
ひわさうみがめトライアスロンは徳島県海部郡美波町で行われるトライアスロン大会です。
”ひわさ” は日和佐町から来ているのですが、2006年に由岐町と合併し、現在は美波町となりました。
今回その、日和佐の海岸でのトライアスロンです。
海岸はウミガメの産卵地として知られ、今年もレース時点で18頭のウミガメ上陸が観測されていました。
そしてレースの日はとにかく暑い暑い!
35℃を超える猛暑でした。
カンカン照りという表現がぴったりです。
夏は好きですが、これは暑すぎる。。
初めての夏真っ盛りレースです。

うみがめ産卵上陸地

カメさん情報
また、前夜にはうみがめ祭りも開催!
地元のお祭り、そして花火を楽しめました。

うみがめ祭り

幻想的な灯り
2. レース模様
<スイム>
綺麗な海を片道750m ×1往復のコースです。
往復コースなので真っ直ぐなはずなのですが、遠めに見るとロープが大きく曲線を描いています。
「潮の流れが速いのかな。。」
と不安がよぎります。
少々弱気に外側を位置取って準備します。
そして一斉のスタート。
評判通り海は綺麗。
そして予想に反して潮は穏やか。
とても泳ぎやすかったです。
しかしその代わりに(?)クラゲがところどころに泳いでいます。
白くてかわいい無害なやつ。
くらげちゃんと仲良くスイムでした。
復路の途中でくらげちゃんと仲良く泳いでいると、後ろから誰かが乗っかってきます。
少し横にずれてかわすと、真横についてお互いの腕が当たります。
まさかの後半でバトル。。!
同じスピードで数百メートル泳ぎ続け、バトルが長引きます。
「ちょっとだけでも前に出れば良いコースが取れる、、!」
と思って頑張るも全く同じペース。
結局残り約200mのところで前を取られ、少し後ろにつけます。
バトルに負けた。。
そして陸に上がると、フラッとする感覚が。
しまった、バトルで体力を使いすぎた。。
フラフラになりながらのスイムフィニッシュ。
27:57 (124位) でした。
<バイク>
フラフラでつらい!
トランジションエリアまでシャワーに当たりに行ったり、飲み物をもらったり、ゆっくりとトランジションをしました。
その甲斐あってかトランジションでのミスはなし。
そして徐々に回復します。
バイクは片道20km ×1往復のコース。
ゆるやかな坂道がアップダウンが続きます。
今回、前日にコースの下見をしていたため
「もうすぐ長い上りがやってくる頃だな」
「ここからは下りで休憩できる!」
など残り体力に対してペース配分を考える余裕がありました。
特にフラットコースでない場合には下見をしておくと心の余裕が生まれます。
今回は脚を使いすぎないように意識して、淡々と回すように漕ぎます。
気持ち良く回転を維持できるギリギリのスピードで淡々と。
スイムとは対照的に余裕を持ってのバイクフィニッシュ。
1:17:47 (23位) でした。
<ラン>
今回は気持ちの余裕もあったからか、ラントランジションでのミスもありませんでした。
ランは片道5km ×1往復のコースです。
ひわさは3種目全て1往復の混雑しないコースですね。
脚も残っていたので良いペースで走り始めます。
今日は暑い。。
5kmの1往復ということは、上位の選手が戻って来るところも全て目撃できます。
ちょっと走ったところで1位の三宅選手とすれ違います。
後続とずいぶん差をつけている模様。
跳ぶような走り。
速すぎる。。
同年代の選手は何人いるんだろう。
今日は暑い。。
脚は残っていたはずなのですが、残り3km程の所でペースが急激に落ちます。
今回は胃が痛いでも脚がきついでもない。
これは、、
熱中症、、?
こうなってくると
「暑い、、」と
「ゴールはまだか、、」
しか出てきません。
倒れないようにペースを落として走ります。
ゆっくりと、しかし後ろを気にしながら走ります。
最後の方に元オリンピック代表庭田さんに抜かれます。
脳内でよぎる開会式。
庭田さんが開会式で仰っていた
「バトルはしばしば起こりますが、お互いの記録にマイナスになるのでやめましょう」
という言葉を思い出します。
「まさにその通りです。。」
と思いながら遠のいて行く背中を見つめます。
そもそもウェーブが違うので追いつかれた時点で6分差をつけられているんですけどね。。
暑さに耐えてのランフィニッシュ。
41:55 (24位) でした。
<結果>
気になる結果は、、
2:27:39 (36位)
年代別6位でした。
出し切りましたがポイントには届きませんでした。
まだまだ上がいると思い知った大会でした。
そして横になりたかったので、ゴールしたその足ですぐに救護テントに駆け込みます。
熱中症で苦しい。そして悔しい。
横たわりながらそんな思いを巡らせます。
3. 次に向けて
体力的には出し切りましたが、まだまだできることはあります。
- スイムバトルを避ける。個人の記録を追う限りバトルをして良いことは何ひとつない。
- バイクコースの下見をする。特にアップダウンのあるコースではペース配分のイメージ作りができる。
- 気温が高いときは体温調節に気を配る。ランでの水分補給と、首、太ももの冷却をこまめに行う。
まとめ
暑さに苦しみましたが、運営もとてもしっかりしており、のびのびと楽しめた大会でした。
前日の花火やうみがめ祭り、閉会式でみんなで踊った阿波踊りは徳島のこの大会ならではの思い出です。
そしてすき焼き風な徳島ラーメン最高です。
調子に乗って2日連続食べてしまいました。

徳島ラーメン美味すぎる
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