5/14 世界トライアスロンシリーズ横浜大会
2017年の第2レースは横浜です。
横浜は僕の生まれ故郷。
ここでトライアスロンの大会があると聞いたら出ないわけにはいきません。
- 世界トライアスロンシリーズ横浜大会について
- レース模様
- 次に向けて
1. 世界トライアスロンシリーズ横浜大会について
”世界トライアスロンシリーズ” という名の通り、世界のエリートたちが凌ぎを削るツアーのうちの1レースです。
横浜は現時点で東アジア唯一の世界トライアスロンシリーズ開催都市なのだとか。
世界トライアスロン連合に認められた数少ない優良なトライアスロン環境ということですね。
2017年は9都市で世界トライアスロンシリーズが開催されました。
そのひとつが横浜大会です。
今回出場したのは、そのエリートのレースの翌日に行うエイジグループのレースです。
この横浜大会、エリートが来るということもあり観客も参加者もたくさん集まります。
エイジのスタンダードも大会ランクAの激戦です。
各地の猛者たちが集まってきます。
そう、天下一武道会です。
2. レース模様
<スイム>
750m ×2周のコースです。
前日の天気が悪かったこともあり、波が強めでした。
人数が多かったため、スイムのアップが非常に機械的でした。
列になって順番に水に入って50m泳いですぐ上がる、流れ作業なアップです。
「途中で止まっていたらDNSにしますよ」
と審判員から謎の脅し。
ペンギンの群れのように順番に入水し、順番に上がります。
この短時間ではウェットスーツに水が通らなかったため、ぴっちりしすぎて気になり始めます。
一度水を通しておきたいな、とスタート直前のフローティングの状態でがばっとウェットスーツの内側に水を入れます。
これがどうも失敗のよう。
スタート直後から違和感が。。
「なんだか腕回りがブヨブヨする、、!」
ウェットスーツの中に入れた水が、腕のところで行き場を失ってタプタプしていました。
入れた水を抜いてやる作業も必要だったんですね。
そして波が強くてなかなか進みません。
「波がある環境ではゆったりとしたストロークより小刻みの方が進むって聞いたことあるぞ」
と小刻み泳法に切り替えます。
息が、、
上がってきた、、
慣れないことをするものではありません。
疲労困憊でスイムフィニッシュ。
30:36 (218位) でした。
<バイク>
トランジションエリアに戻るとバイクが少なくなっています。
「これは出遅れたか、、」
「バイクでどこまで取り返せるかな、、」
と考えながらウェットスーツを脱いでバイクを下ろします。
あー!
またやってしまった!!
前回の石垣島に続き、2戦連続のヘルメットかぶり忘れ。
バイクを戻してヘルメットをかぶります。
考えごとしながらのトランジションもダメですね。
バイクは6.6km ×6周の小さめのコースでした。
抜いたり抜かれたりしつつも、常に軽い混雑です。
6.6kmのコースにおよそ1000人ということは、6.6mに1人の間隔なので、混むのも当然です。
自分が前の方なのか後ろの方なのか、速いのか遅いのか、さっぱり分かりません。
また、曇りで涼しかったからかボトルの中身が減りません。
ボトル2本分、合計1370mL (750+620) を積んでいたのですが、飲んだのは半分程度。
気温に合わせて減らしても良かったかもしれません。
そしてガーミンの走行距離が38km手前になったところでトランジションエリアが迫ります。
「これで良いんだよね、、?」
「あと1周残ってない、、よね?」
と不安を残したままトランジションエリアに入ります。
そしてラックにはすでにバイクがたくさんかかっているのを見てドキッとします。
「前に人がたくさんいる!」
焦りながらのバイクフィニッシュ。
1:10:10 (60位) でした。
<ラン>
4km ×2.5周のトリッキーなコースです。
歩道橋のスロープを駆け上るところはしんどいですが、他は山下公園、大桟橋、象の鼻パークと久々の観光気分でした。
声援に囲まれて気分も上がります。
前回の反省を活かして、ゆっくりスタート、徐々にペースアップ。
チームの人の温かい声援を受けたり、ボランティアの方に塩タブレットをもらったり、トップ争いを実況するMCに刺激を受けたりしながらゴールが近づいてきます。
ラスト200mで前を走る同年代を見つけて猛追。最後のカーペット手前で逆転!
残った力を振り絞ってランフィニッシュ。
36:20 (25位) でした。

最後の力を振り絞っているところ
<結果>
気になる結果は、、
2:17:06 (58位)
年代別6位
ポイントには届かずでした。
あと一歩と思いきや、年代別5位は僕より2分36秒も先。
この壁はとても厚いです。
3. 次に向けて
「世の中 上には上がいるもんじゃ! まだまだつよいやつはゴロゴロおる!! これしきで満足するほど武の道は甘くないぞよ! ほんとうの修行はこれからはじまるんじゃ」
そう感じた天下一武道会でしたが、次に向けて直せるところは直していきます。
- ウェットスーツは水を入れて抜くところまで行う。手首、足首はピタッとしているため、ちゃんと抜いてあげないとブヨブヨ動くことになる。
- 練習した泳ぎ方で泳ぐ。小手先の小刻み泳法とかやらない。
- トランジションはいい加減覚える。ヘルメットが先。
- ドリンクの量は気温に合わせて調節する。肌寒ければ半分で足りる。
まとめ
世界のエリート達を間近で見たいなら横浜。
エイジの猛者達と戦ってみたいなら横浜。
2018年は5月13日(日)に開催決定です!
前日の5月12日(土)にはエリートのレースも見られます。
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